【Googleアナリティクス】モニタリングレポートと作成自動化の流れ
サイトやブログの運営にあたり、それぞれ目的があると思います。
その目的に合わせた目標(指標)を設定し、その達成度合いを見ていくのがモニタリングレポートです。
モニタリングレポートを作成する意味
目標数値を確認していくことで、目標に対する施策の効果を測定し、改善や次の施策を検討する際の目安とすることができます。
また、継続してモニタリングすることで、月・週・日・時間などにおけるトレンドを把握できるようになります。
その他、数値の変化にいちはやく気づくことができ、その変化の原因や対策などを立てることも可能です。
最終的に施策の結果報告と施策評価にも繋がるようなレポートとなるので、これを作成しておくと改めてレポートを作成するという手間が減り、考察に時間を使うことができるようになります。
個人的には、チームで運営している場合、これを作ることによって全体での共通認識を作ることができ、同じ目線で施策やその結果・改善を考えることができるようになることが一番大きいかと思っています。
今後、本ブログでやること
今回の一連の記事では、モニタリングレポートのデータ取得を自動化してレポート作成の時間を減らしていくことを目的とします。
そのため、今回は一般的に使われるであろう PV やユーザー数、直帰率などを主に扱ってレポートを作成していきます。
今後の流れ
今回でモニタリングレポートの意味を説明しました。
次回以降は以下の流れで記事を書いていく予定です。
2. データの自動取得
Google Analytics APIを使ってデータの取得を行うので、その基本的な設定と実際のデータ取得を行います。
【Googleアナリティクス】無料で使えるレポート作成ツールでレポートに必要なデータを取得する
3. データの集計
前回のデータ取得を応用し、日ごとのデータ取得を行います。また、月ごとにデータをまとめることを行います。
【Googleアナリティクス API】取得したデータを月別に集計する
4. グラフ化
前回まとめたデータをグラフ化していきます。
視覚化することで変化を捉えやすく、急な変化やトレンドを把握できるようになります。
【Googleアナリティクス API】グラフを作成する
5. 目標値の取得(CV)
サイトによって、受注やお問合せ・資料請求などのCVを設定していると思います。そのCVのデータを取得する方法をまとめます。
6. 記事ごと、ディレクトリごとのデータ取得
【Googleアナリティクス API】記事ごと、ディレクトリごとにデータを取得する
ブログであれば記事ごとに、サイトであればURLの /***/ という形でサイトの構成がまとまっていたりすると思います。
その記事ごとや /***/ ごとのデータをまとめて取得する方法を紹介します。
※ /***/ のことをディレクトリごとのデータといいます。
7. 流入元ごと、セグメントごとのデータ取得
【Googleアナリティクス API】流入元ごと、セグメントごとにデータを取得する
サイトの分析にあたり、流入元別のデータを取得したいケースがあると思いますので、その取得方法を紹介します。
また、セグメントを設定している方もいると思いますので、そのセグメントごとでデータを取得する方法もご紹介します。
よりよい方法や間違いなどありましたら教えていただけるととても嬉しいです。
よろしくお願いします!