グロースエンジニアのブログ

Ruby on Rails エンジニアです!開発に当たって勉強したことをまとめていこうと思います!

考える幅を広げる、自由な脳を作る5つの方法『世界一自由な脳の作り方』

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職場や友達で、自分が考えてもいなかったような革新的なことや 面白いことを言う人はいないでしょうか。 そういった人は考えることの幅が広く、 何事にもとらわれない自由な考えをする人が多いと思います。 こういった人たちのように自分の考え方を変え、 インプットした情報を価値ある情報に変えていくための方法を紹介します。

考える幅を広げる、自由な脳を作る5つの方法

考えの幅を広げることは、新しいビジネスチャンスを作り出したり、 今までの仕事の仕方を変え、効率的することができます。 その考えの幅を広げ、自由な脳を作り出す5つの方法を見ていきましょう!

1. 自分が触れたことのないものを経験する

人はマインドセットにより、自分の考えの幅を無意識に狭めてしまう。 考えの幅を広げるには、まずこれをはずす必要があります。 (マインドセットとは、自分が今まで生きてきた中で 無意識に選択に影響を与える要素(常識や前提)のことを言う。) その方法はとにかく異文化や自分が触れたことのないものを経験すること。 また、経験できなければ、情報をインプットすることです。 人にはミラーニューロンというものがあり、その作用により、 自分が触れるものを自然と真似し、影響を受けます。 触れるもの(読み、書き、聞く)を変えることで マインドセットをはずし、考えの幅を広げる準備をしましょう。

2. コンセプト脳とディテール脳を意識する

コンセプト脳とは、全体を抽象的に把握すること。 ディテール脳とは、その詳細を考え実行していくこと。 この両方を同時にすることはできないので、どちらを考えているのかを意識し コンセプト脳とディテール脳のどちらを使っているのかを 意識するようにしましょう。 これにより、全体の概要とそれぞれの詳細との関係を整理し、 今考えていることが将来にどう影響し、どう行動するべきかを 把握できるようになります。

3. セレンディピティを鍛える

セレンディピティとは、思わぬ幸運に偶然出会う能力のこと。 何かに出会ったとき、それを自分の考えていることに関連づけることで 新しい発想を生むことができる。 このセレンディピティを鍛えるには以下の3つの要素が大事になる。

1. 行動する 2. 受け入れる 3. 気づく

つまり、とにかく行動する。そして、それを丸々受け入れる。 それによって新しい考え方ができるようになり、 自分の考えていることにも影響を与えることができるということです。

4. モードを作る

集中モードやリラックスモード、本気モードなど、 「○○モード」というものを作り、意識して行動する。 これも考えの幅を広げることに影響してきます。 「モード」をたくさん作っていくことで、 その延長線上に男性なら「今は女性のファッションを考えるモード」や 「今度は女性の考え方を理解するモード」といったモードを設定し 自分の中に今までになかった新しい「モード」を作ることができ、 自分の幅を広げることができるようになります。

5. タイムプレッシャー法

タイムプレッシャー法とは、期限を設けて物事を行うこと。 それにより、効率性、フロー状態の獲得 (集中しているがリラックスしている状態)、 時間を区切ることで複数のことをコントロールして実行できる、 脳のリズムを作り、そのリズムに乗っていくことができるようになります。 つまり自分にとってよりよい状態を作り出すことができるようになるのです。

まとめ

考えの幅を広げることは、ビジネスマンにとって なくてはならないスキルです。 このスキルを身に付けるためには、 自分が経験していない、知らないことにたくさん触れることが大事です。 そしてそれを受け入れ、整理し、様々なものと結びつけることで 新しいものを作り出していきましょう!!

世界一自由な脳のつくり方
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【目次】 はじめに プロローグ なぜ日本人はiPadやキンドルをつくれなかったのか 第1章 常識にとらわれない世界一自由な脳とはどういうものか 第2章 自由な発想を妨げるマインドセットを自覚する 第3章 自由な脳をつくるためのマインドセットの外し方 第4章 ビジョンと実行力をあわせもつ自由な脳のつくり方 第5章 強化学習で世界一自由な脳を加速させる